サムネイル印刷用の表紙を作る方法
サムネイル印刷用のPDFファイルに表紙をつける方法について説明していきます。
文書作成ソフトで表紙を作る
「PhotoScape」から作成したPDFファイルには表紙がないため、文書作成ソフトを使って表紙を作ります。
表紙の作成にはwordなどのPDFファイルが作成できるソフトを持っていれば、それを使ってください。
もし持っていないなら、無料ソフトの「LibreOffice」を以下のサイトからダウンロードして、インストールしてください。
インストール手順はこちらの記事を参考にしてください。
無料オフィスソフト「LibreOffice」をインストールする手順
ここでは、LibreOfficeを使って表紙を作成する方法を説明していきます。
LibreOfficeを起動して、新規作成から「Wirter文書ドキュメント」をクリックします。
新規文書が開くので、表紙に書きたい文字や画像を入力します。
■表紙の例
2016年7月7日
七夕祭り
写真No.1001〜1098
表紙の作成が終わったら、ファイルメニューから「ファイル」を選択して、「PDFとしてエクスポート」をクリックします。
「PDFオプション」画面が表示されるので、そのまま「エクスポート」ボタンをクリックします。
「エクスポート」画面が表示されるので、ファイルの保存場所を選びます。ファイル名はサムネイル印刷したいフォルダと同じ数字にします。
今回の場合、「1000七夕祭り」の表紙なのでファイル名は「1000七夕祭り表紙」にして「保存」ボタンをクリックします。
以上で表紙のPDFファイルの作成は終わりです。
あとは、PDFファイルを結合するだけです。
PDFファイルを結合して一つのファイルにする
サムネイル印刷用のPDFファイルと表紙PDFファイルを結合して一つのファイルにします。
PDFファイルの結合には「CubePDF Utility」を使います。
以下のサイトからダウンロードしてインストールしてください。
インストール手順はこちらの記事を参考にしてください。
無料PDF編集ソフト「CubePDFutility」をインストールする手順
CubePDF Utilityを起動して、「開く」ボタンをクリックします。
「1000七夕祭り表紙.pdf」を選択して「開く」ボタンをクリックします。
表示された表紙の1ページ目をクリックして、「挿入」ボタンをクリックします。
※PDFファイルのプレビューが表示されない場合は、「CubePDF Utility」の64bit版をインストールしてみてください。
「挿入するファイルの選択」画面になるので、PhotoScapeで作成した「1000七夕祭り.pdf」を選択して「開く」ボタンをクリックします。
表紙の後ろに「1000七夕祭り」の内容が追加されます。左下のページ数を確認してから、「保存」ボタンの下にある三角ボタンをクリックして「名前を付けて保存」をクリックします。
「名前をつけて保存」画面が表示されるので、ファイル名を「フォルダ注文番号+p+ページ数」にします。
今回の例では、フォルダ注文番号が「1000」でページ数が「12」なので、ファイル名は「1000p12」にして「保存」ボタンをクリックします。
保存先に新しいフォルダを作り、「入稿用」フォルダとしてまとめておくと後から探しやすくなります。
以上で表紙が付いたPDFファイルの作成は完了です。
あとは、印刷会社で印刷を注文して、データを入稿すればサムネイル印刷作成は終了です。