保育園・幼稚園で写真販売する前に考えること
保育園や幼稚園での写真販売でやること、考えておくことなどを説明していきます。
保育園・幼稚園で写真撮影するイベント・行事
写真撮影をする保育園の主なイベントはこんな感じです。
イベント・行事のスケジュール
7月 七夕祭り、祖父母交流会
9月 運動会
11月 卒園旅行
12月 生活発表会(おゆうぎ会)、クリスマス会
2月 豆まき
2月 写真見本の展示、注文受付
3月 写真配布
どのイベントの写真撮影をするかは自由ですが、園児が卒園する前に写真販売をする必要があります。
各イベント終了ごとや半年ごとに写真販売をしても良いですし、2月にまとめて販売する方法もあるので、手間のかからない方法を選べば良いと思います。
わたしの場合は、何度も注文受付するのが面倒だったので2月にまとめて写真見本を作って販売しました。
写真販売でやること
写真販売でやることをまとめておきます。
- 園に協力をお願いする
- 保護者にアンケートを取る
- 写真撮影をする
- 販売写真を選別する
- 写真見本を作成・配布する
- 注文用紙を作成・配布する
- 注文用紙回収と集金をする
- 写真を注文する
- 写真を配布する
園に協力をお願いする
保護者会で写真販売をする場合でも、園に写真見本を置いたり、写真代金の集金作業など園の協力がないと写真販売は難しいので園に協力をお願いします。
保護者にアンケートを取る
写真販売をするには、子供の個人情報などの問題で写真撮影をして欲しくない保護者にも配慮する必要があります。
うちの子供が通っている保育園では毎年写真撮影を希望するかどうかのアンケートを取っていました。
わたしが写真販売した時は写真撮影に全員賛成だったので問題ありませんでしたが、写真撮影を希望しない保護者がいた場合、その子供の写真は販売できないので、写真の選別作業が大変になりそうです。
写真撮影をする
保護者会の役員でイベント写真を撮影する場合、役員の負担が増えます。
イベントや行事の日に仕事が休みなら良いですが、写真撮影のために仕事に休む必要がある場合、会社に迷惑がかかるかもしれません。
保護者での写真撮影が難しい場合は業者に依頼する方法も検討してみましょう。
販売写真を選別する
撮影した写真を集めて販売できる写真を選びます。
一人で撮影したなら写真を集める必要はないですが、複数人で撮影している場合、写真を誰かが集めて管理する必要があります。
ブレている写真や暗い写真を補正や削除して、販売できる写真だけを選んでいきます。
同じ子供ばかりが多く写っていると不公平になるので、同じくらいの割合で子供が写っている写真を販売したいです。
イベントの日に欠席する子供もいるかもしれませんが、いない子供の写真は諦めましょう。
写真見本を作成・配布する
各保護者にどんな写真があるかのを写真見本を作って園で展示します。
写真見本を作る方法としては、写真展示、アルバム、冊子などがあります。
ネットを使って写真販売する場合は、ネットで写真見本を見せることもできます。
注文用紙を作成・配布する
保護者会で写真注文を受け付ける時は、注文用紙を準備します。
写真見本と一緒に置いておけば、写真注文する人だけが持って行ってくれます。
注文用紙回収と集金をする
写真注文を希望する人から注文用紙と写真代金を預かります。
この集金作業は園の先生を通して行うことになるので、集金方法は園とよく相談しましょう。
写真を注文する
写真注文を集め終わったら、写真のプリントをします。
プリントする写真を集計して、一度にプリント注文する方法と、各保護者ごとに注文を分けてプリントする方法があります。
わたしのおすすめとしては、各保護者ごとにプリント注文を分ける方法です。
その方が写真を後で保護者別に分別する必要がないので手間が減って楽になります。
写真プリントの料金はお店によって固定料金だったり、枚数が多いと割引価格になるところがあります。
枚数によってプリント料金が割引される場合、集金した金額よりも安くプリントできることがあるので、安くなった分を各保護者へ返金するか、利益として保護者会費にするかを考えておく必要があります。
写真を配布する
写真のプリントが終わったら、各保護者へ写真を配布します。 お釣りがある場合は写真と一緒に配布します。
写真の配布は園の先生から各保護者へ渡してもらうと簡単なので、園と相談しましょう。
写真販売は思ったよりも手間がかかる
以上が、写真販売をするときにやることになります。
わたしが写真販売をした時は写真撮影は何人かで分担してやったので、その後の写真整理で意外と時間がかかりました。
特に写真の選別では、すべての写真を見てから決めるので地味に時間がかかります。
わたしが写真販売をした時にやった方法
わたしが保護者会で写真販売をしたときは、撮影から販売までを保護者会でやりました。
写真撮影はイベントに行ける人が自分のデジカメで撮影してもらい、わたしが写真管理して見本の作成から写真販売までの手続きをしました。
写真見本は、写真見本の冊子を見て注文用紙から注文する方法とインターネットで写真データを取得する方法の2つを用意しました。
- 写真見本を見せて、注文用紙と一緒に代金を集める方法
- ネットから写真データを取得して各自でプリントする方法
ネットだけでの配布なら簡単なのですが、インターネットが使えなかったり、使うのが苦手な人のために注文用紙を使っての方法も用意しました。
注文用紙だけの写真販売でも良かったのですが、ネットを使うといくつかメリットがあるのでネットも利用しました。
ネットで写真配布するメリット
- 保育園にある写真見本を見なくても写真一覧が自宅で観れる
- 写真データが無料でもらえる
- 写真データを使って自宅のプリンターや好きな写真店でプリントできる
わたしが写真販売をした時は、注文用紙から写真プリントを依頼する人がほとんどでしたが、ネットを使う保護者が増えれば写真配布の手間はどんどん減っていくと思います。
写真販売の作業時間が取れないときは?
わたしが写真販売した時は写真撮影・販売までのすべてを保護者会役員でやりましたが、写真販売のための作業時間が作れそうにない場合は、写真販売代行サービスを利用する方法もあります。
写真撮影は保護者でやって写真販売だけを業者へ依頼したり、写真撮影から販売までの全部を依頼することもできます。
写真販売代行サービスについてはこちらの記事を参考にしてください。
写真販売の方法もいろいろあるので検討してみてください。